未成年者の喫煙は危険だと言われています、確かになんとなく
危険そうな気はしますが、正確なところはあまり知られていないのが現実。
よくわからないからこそ、大人が「なぜだめなのか」を子供に教えられず
未成年者の喫煙は無くならないのかもしれません。
自分が未成年だったころ、なんでもただ駄目だと言われて納得できたでしょうか？
今後のためにも正確な知識を付けておく必要があると思います。


未成年者の喫煙は身体に悪いと言われます。
それはまぁタバコはどうしたって身体に悪いものなので当然ですが
未成年者だとさらに悪いようです。
具体的にどう悪いかと言うと
・大人よりも子供の方が少量のニコチンでニコチン中毒になる
・未成年時期から喫煙していた場合の癌発生率は成人喫煙者の約6倍
・身体の成長を阻害する

というのが一般的に言われているようです。
未成年というのは肉体の成長期なのでニコチンが身体中に広がり
中毒になる可能性が高く、身体中に広がりやすいので
将来的に癌になる可能性が高いと、そういうことらしいです。

成長を阻害するというのはタバコの成分には血管を収縮させ
血流を悪くする作用を持つものがあるために、その結果として
肉体の成長に影響があるようです。
ちなみに妊婦の喫煙は胎児の時期からこの作用を子供に与えるそうで
特に危険なものだと言われています。

ぼくの高校には親から受け取った昼食代を削ってタバコを購入している男がいました。
ろくに食事もせずにタバコを吸ってれば最悪の環境ですね。
確かに彼は背が低かったです。


これだけ身体に悪い未成年者の喫煙、なんとかやめさせることはできないでしょうか？
まず根本的に未成年者がタバコを手に入れ易いのが問題でしょう。
未成年者がタバコを手に入れ難くなるような法整備の実施は必須ではないでしょうか。
そもそもあの自動販売機が良くないと思います。
年齢制限のある物を自動的に無人で販売するというのは
なにを考えているのかさっぱりわかりません。
法律なんて守る気ありませんよと言ってるようなものじゃないでしょうか？
自動販売機を撤廃し、タバコの購入に身分の照会が必要なぐらいでいいと思います。
それによってタバコの単価が上昇したとしても、将来ある子供の為ですから
仕方の無いことだと思います。

次に周りの大人が未成年の喫煙をきっちり見張り
なぜいけないかをしっかり教え、理解させることが大事だと思います。
子供に対して「なぜ悪いか」を伝えることができなければ
子供は言うことを聞いたりしません。
頭ごなしに叱り付けても意味はないですから。