タバコ税考察
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増税 反対派の意見
ぼく個人としてはタバコ税の増税に関しては賛成でも反対でもないです。
値上げは確かに困りますが、正当な理由があるならば増税も許容できます。
増税反対派の意見を紹介しますが、できるだけ中立的でいたいと思っています。
「根本的に税率が高すぎる」
そもそも現状でも63.2%は国内最大の課税率、なぜ最大なのに低いと言われるのか
取りやすい、取っても文句が出にくそうなところから取るというのは納得いかない。
確かに理不尽と言えば理不尽な話です。
すでに国内最大なのに低いとはいったいどういうことでしょうか。
有害だから、迷惑だから、世界的にはもっと税率が高いから、
世界的に禁煙の方向に向かっているから
「だからもっと金払え」というのはなんだか無理やりというか
理不尽なものを感じてしまいます。
喫煙者が非喫煙者に取って迷惑な存在なのはわかりますが
それについてはタバコ以外も同じではないでしょうか。
酒を飲まないぼくからしたら酔っ払いなんて迷惑以外のなにものでもないし
タバコと違って物理的に迷惑をかけられることも多いし危険なので
全面禁酒だろうが税率5倍だろうがかまわないのですが
だからってそんなこと言われたら酒を飲む人は気分のいいものではないでしょう。
「一般のタバコ屋が潰れる、生活ができなくなる」
現状タバコ小売店のマージンは10%しかない、税率を上げられたら
儲けが増えないのに売り上げは下がりただでさえ厳しい生活が立ち行かなくなる
これは重要な問題ですが・・そもそもマージン10%は少なすぎないでしょうか?
いったいどういう理由でこれで生活できるのかわかりません。
例えば270円のタバコから税金分を引いた売上額は1箱あたり100円ほどです。
その10%ですから1箱売って10円の儲けが小売店に入るわけです。
1箱10円・・・100箱1日に売ってたった1000円です、ぼくの生まれたあたりにも
小さなタバコ屋がありましたがどう見てもそんなに繁盛しているように見えませんでしたし
なぜ生活が成り立っているのかわかりません。
なんいしても他の商品と比べても10%は安すぎるしこれ以上あおりを受けたら
確かに生活はできないのではないかと思います。
ですが、これは増税と同時にマージンを引き上げるなり儲け自体を増やすなりすれば
なんとかなりそうな気がします。
「タバコなんて売ってる奴らは潰れてもいい」などという意見を平気で言える人とは
話したくもないですが、増税が避けられないとしたらこのあたりの対策を考えてもらいたいものです。
反対も賛成も極論に走るのではなくバランスを取るのが大事だと思います。
「一般家庭の家計を圧迫する安易な増税に反対」
タバコ増税は大衆の家計を直撃する大衆増税で失政の責任を一般市民が取らされるのはおかしい。
税金の使い道がわからないままただ増税というのは確かに納得がいきません。
しかし負担が増えるのはある意味で仕方の無い部分があると思います。
実際にタバコによる被害が浮き彫りになっている中でとにかく金を払うのは嫌だと言うのは
それは当然ぼくだって嫌ですがちょっとわがままというものではないでしょうか。
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